
毛呂山の東の、坂戸市との境にある川角駅は、数年前から町による改修の計画があったが、ようやく東武鉄道と城西大学の協力で、南の改札口が作られる運びとなったようである。城西大や明海大などの大学や埼玉平成の学生たちで、通学・帰宅時にはプラットホームが鈴なりになる駅である。
この駅を起点にして、南と北に、高麗川に沿った良いウォーキング・コースがある。今回は駅を出て北東に向かった。
裏通りを選び、五分も行くと、畑地を抜ける農道へ出る。晩秋らしく、何もない畑地が広がる。柿の木とイチョウの木が目立つ。


十五分も行くと、もう高麗川にかかる橋にたどり着く。この森戸橋は、最近造り替えられて、以前は通るのも恐かったのであるが、ゆったりとした歩道ができた。すでに坂戸市である。

橋を渡ってすぐに高麗川の右岸に下りる。岸沿いに細い遊歩道が作られている。右手には黄葉した雑木林が迫る。川を見、森を見ながら、ゆったりとした散策ができる。

この遊歩道は、ずっと先まで、北坂戸の駅まで抜けられる。そこまでの健脚ではないので、次の万年橋まで歩き、東南方面へ、裏道をたどりながら一本松駅へ出るのが、総行程三キロほどの、良い健康ウォーキングである。
万年橋から先は、舗装されたサイクリング・ロードになっているので、スポーツ自転車で来るのもよい。

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